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2011年1月22日 (土)

今年も明けてしまった後ですが

本年もよろしくお願いいたしますconfident

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オヤジと女の子-オヤジ編

オヤジが叫ぶ。「来年はマザーズ上場だ」「売れ、売って売って売りまくれー」「マザーズの次は東証だ」・・・興奮しているオヤジは根拠のない言葉をマシンガンのように発する。社内でも社外でも気合が入れば、いつも大声でオレが社長だと肩で風を切り、財布に千円札1枚しか入っていなくても100万円持っているような勢いを周囲にみせつける。オヤジは自分は社長になるべく生れてきた人間だと思って疑わない。

先日もオヤジは銀行で行内に響きわたる大声で吠えまくっていた。
「いまお宅がリスケしてくれなかったら、うちは来年マザーズに上場できないでしょ」

若い銀行員はオヤジの顔を見たときにアリアリとした言葉を顔に浮かばせていた。
「この間融資したばかりで、目先の金も返済できないくせにマザーズに上場なんて夢みたいなことを言ってるんじゃないよ。バカじゃないか、こいつ」
けれど若い銀行員なんか、はなたれ小僧にしか思っていないオヤジは更に大声でわめく。
「うちが上場しなかったら、どうしてくれるの、えっ? あなたに責任取れるの?」
静まりかえった行内とはいえ窓口に来ているお得意先の顧客が何人もいる。その顧客から見れば、まるで自分が不始末をして怒られているような言われ方をされているように見える。若い銀行員は悔しさで顔を真っ赤に火照らせた。場のまずい雰囲気をみてとったのか、すかさず支店長がでてくる。

「まあまあ、社長、ここは落ち着いてくださいよ」と言ってオヤジをなだめすかす。
オヤジはこうして支店長を相手に、会社の借金が延滞してしまうかと思われた直前で、当面利息だけ払うという条件で銀行をねじ伏せた。オヤジの辞書には不可能という言葉はない。が、目先の資金繰りにはいつも気を揉んでいる。

銀行を後にしてオヤジの肩には疲れの山がズンと押し寄せ、のしかかった。けれどオヤジは疲れたフリなど見せず、相変わらず肩で風を切りながら、目の前にそびえる高層オフィスビルを前にして鼻で笑う。
「ふん、なんだこんなビル。高層ビルにオフィスを構えたって言ったって所詮は借り物のオフィスじゃないか。そこにいるオマエら、今にみてろよ、ここにドカンと、うちの自社ビル建設して、テレビ局が競って取材にくるような素晴らしいオフィスを構えるからな。The world is my oyster.」と。

今年も明けたと思ったらもう22日も過ぎてしまいました。お餅と黒豆と伊達巻きとかまぼこは食べましたが、栗きんとん・数の子・田作りは食べ損ねてしまいました。と、食べ物の話はさておき、今年も気合をこめて話を書いていきますので、応援のクリックをおひとつお願いもうしあげます!

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