2006年8月 3日 (木)

ミナミヌマエビの飼い方

 先日ミナミヌマエビベビーをあげた病院から里子リクエストが来たので、今日もまたミナミベビー8匹を持って病院へ行くことになりました。今回は初めてミナミヌマエビを飼育するという方がいるので、飼い方をレクチャーしなくてはならず、とりあえずネットでミナミヌマエビの飼い方を検索してみたのですが、メダカの飼い方はあってもミナミヌマエビの詳しい飼い方はどこにも見当たりません。ええい、こうなったら自分で書いてしまえ!(←意外と短気です(^ー^;A)とばかりに超簡単な飼育方法をまとめてみましたので、興味がありましたらご覧くださいませ。 

「メダカとミナミヌマエビの飼い方(稚魚と稚エビ編)」

1.メダカやエビを飼うための「水」を作りましょう!

 水道の水は消毒薬の塩素が入っています。このため水道水を入れた容器にエビやメダカを入れるとすぐに死んでしまいますので、エビやメダカを飼おうと思ったら飼育に適した水を作りましょう。作り方は簡単です。初めに水道の水をバケツに入れ、屋外に1日か2日置いて塩素を抜いてください。これでエビやメダカを飼育できる「水」が出来上がります。(急いで水を作りたい時には、ホームセンターや金魚屋さんで売られているカルキ抜きの薬【テトラ社のコントラコロラインやエーハイム社の4in1、セラ・ジャパン社のアクローラルなど】を使ってください。)

2.メダカやエビを飼育容器へ移しましょう!

エビやメダカが我が家へやってきたら、飼育する容器へ移してあげましょう。メダカやエビは数匹飼う程度でしたら濾過機やエアポンプは必要ないので、身の回りの容器で手軽に飼うことが出来ます。水槽や金魚鉢がなければ大きめのガラスの器やコーヒーの空きビンを容器として使ってもいいですね。ガラスの器やコーヒーの空きビンで飼育する場合にはメダカやエビが入ったまま袋の水ごと移しても大丈夫ですが、水槽や金魚鉢で飼育する時は次の3つの点に注意してください。

(A)       メダカやエビが入ったビニール袋を持ち帰ったら、水槽(または金魚鉢)へビニール袋を入れて20分~30分浮かべたままにします。これで水槽に浮かべた袋の中の水と水槽の水が同じ温度になります。

(B)       次に袋に入っている水を半分ほど捨て、捨てた水と同じ分だけ水槽から水を汲み、メダカやエビが入ったビニール袋へ汲んだ水を入れてください。このまま更に10分ほど待ちます。こうすることで水温やPH(ペーハー)の違いから来るショック死を防げます。ただし金魚や熱帯魚などの魚は繊細なのでこの方法を2、3回ほど繰り返します。

(C)       最後にビニール袋からメダカやエビを取り出しますが、専用の網を使って静かに水槽へ移してください。手で握ったり、乱暴に扱ったりするとメダカやエビの身体にキズがついて死んでしまう原因になりますので優しく扱ってください。

3.エサの与え方

 エサは1日に1回か2回程度で5分位で食べてしまう量だけ与え、食べ残しが出ないようにしてください。子どものエビやメダカなら耳かきに1/3以下の量(5、6匹ぐらいではこの量)で十分です。エサは毎日1回から2回をメドに与えてください。エサは市販の金魚用ベビーフードやメダカやエビのベビーフードまたはメダカのエサをすり鉢ですって細かくしたものを使うといいでしょう。気をつけたいのはエサの与え過ぎです。エサを食べている姿は可愛いものですが、可愛いからと多くエサを与えてもメダカやエビは食べ残してしまいます。これらの食べ残しのエサは水を悪化させ、病気の原因になったりしますので、水槽の底に食べ残しのエサが沈んでいたらストローやスポイトでこまめに取り除いてください。特に夏場は量も回数も少なめにした方が水質悪化を防止出来ます。またエサを食べた後にエビやメダカがフンをしますので、これもストローやスポイトで取り除いてください。

4.水の交換について

 春から秋までは1週間に1度水換えしてください。量としては半分程度の水を捨てて、汲み置きした水を半分入れてください。ただし夏場は水が痛みやすいので3、4日に1回水換えをした方がいいでしょう。水は痛んでくると生臭い匂いが出たり白く濁ったりしてきますので、出来るだけ濁ったり匂いがしないうちに水の交換をしてください。水が悪いとメダカやエビの身体にダメージを及ぼし病気の原因や死亡原因になったりします。なお冬場になったら水換えは2週間に1度でも大丈夫です。

最後に、メダカやエビは案外丈夫な生き物です。冬場もヒーターなどの機械を使わなくとも育てられます。けれど小さくても命ある生き物ですから、飼育した以上は最後まで責任を持って育ててあげてください。それでもどうしても飼育することが困難になったら、もらった人へ連絡して引き取ってもらってください。飼育できなくなったからといって、メダカやエビを近所の川や沼・池などに放すと、元々その土地に住んでいる在来種のメダカやエビが絶滅する恐れがありますので、くれぐれも放流しないようにお願いします。 

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